ヒカリエでの展示が終わって思った事 [東京滞在記]

誰にも言えなかったのでここで言いますが、

2日目に誰もいない大浴場で、平泳ぎして股間を強打しました。

どーも。今回も長文っす。


さて、清人とユニット uki として、渋谷ヒカリエで開催された Monster Exhibition 2019 に参加しまして。

初めてのアート、

初めてのユニット、

初めての東京展示、

初めてのレセプション、

初めてのアーティスト同士の交流、

初めてのお客さんとの交流、、、

とにかく初めてが多い!

そんな初めて尽くしの滞在でしたが、不安よりも緊張よりも、何より楽しかったのですよ。


沢山のモンスターの中に

ぐねぐねにまがったフェンスの塊。

そんな僕らの作品の前に立ち止まる。

声をかけられ、話を聞いてくれて、

頷いたり、

驚いて目を見開いたり、

たまによく分からないような顔をしたりする。

渋谷って日本の真ん中には、こんなに人がいて、偶然的に、または必然的に僕らの作品に触れてくれる。

その環境が羨ましさや嫉しさを感じたりしたりして。

ここではアーティストもお客さんも、色んな生き方をしている人と出会ったけど、それを繋ぐものがアートだった。

アートってすっごいなーって人の温度で感じて。

(東京での清人とのツーショットがこれしかなかった。)


ふと、僕はアートを続けるんだろうなーって気がした。

僕は今回ユニットとして参加したけど、自分の生き方として、アートに関わり続けていたいなーって。

もちろん簡単な事じゃないだろうし、

だから後半は、どうやったらそれを可能にできるかなーってずっと考えてた。

アーティストやその関係者と飲みながら、

結構真剣なアツい話を、

さっき聞いたかも?とか思いながら、

いや、そんな事思ったら失礼だろ!なんて

帰りの電車でスマホに打ちながら考える。

もちろん今回だけで答えは出ないから、今後の活動でそれを見守ってくれたら、そして応援してくれたら嬉しいな。

(考えた内容は今後のブランディングに関するので極秘。だけど不安もあるので色んな人に相談するさ!)


最後にありがとうを。

まずは、一緒にユニットとして活動してくれた清人。最高だったな!これは清人とじゃないとダメだったと思う。本当にありがとう。

運営でお世話になった庄司さん。

このコンペが無ければこんな経験できなかった。それに色んな事を沢山教えて頂いて、僕は感謝しかないです。ありがとうございます。

審査して下さった方々。

たくさんの感想、講評、アドバイスをありがとうございました。今後の活動に生かします。

出展アーティストの方々。

ここで出会えてよかったです。全員では無いけど、お話できて楽しかったです。皆さんの作品は最高に素晴らしかったです。

そこから盗める(学べる)要素が沢山あって、大泥棒になれそうです。勉強させて頂きます。ありがとうございます。また会えるように頑張ります。

そして、見に来てくれた方、また支えてくれた友人。

見てくれる人がいてアートは成立する。友達がいて僕は自由に生きていられる。いつもありがとう。

(うん。やっぱこの作品は街中が合う。)


関わった全ての方に感謝を。

本当にありがとうございました。

投稿者:Uzuki 投稿日時:

プログラミングができなくても、オシャレなホームページを作れるらしい。

studioのUIがやばいってよ!

そんな噂を耳にした。

いや、正確にはツイッターで見た。

ukiのサイトも欲しいなーと思ってたところだったので早速やった。

それがこれだー。ほい!!

https://uki-uzuki-kiyoto.studio.design/


どう?

僕はいいかなーと思うんだけど、

オシャレ、いや、洒落乙な感じ?

自分で言うのもなんだが、トマト缶よりイケてるじゃんか。


実際作業したのは、チュートリアル的な1時間、文章とレイアウト構成して2.3時間、修正で1.2時間くらいか。

紆余曲折は、、あったかな?

まぁ、無くはないがそんなこんなで昨日の夜

爽やかさを大事にして、完成と。

うん、爽やかになりたい。

まぁ、集中すれば3時間で終わるかなーって感じかな!

気になるところは挙げたらキリがないけど、無料でこれくらいのクオリティができるのはいいよねー。


この前、それっぽくがバレないように撮ってもらった写真。

それっぽく作ったロゴ。

そして、それっぽくできたサイト。

それっぽくも積もれば山となる。

・・・かな?笑


いやー、結構本気で作ったよ。

さて、次は、フェンス叩くかな!

改めてukiの公式サイトはこちら👇

https://uki-uzuki-kiyoto.studio.design/

投稿者:Uzuki 投稿日時:

みんなロゴってどうしてる?

ロゴってそもそもいる?

とか思いながらも、ウェブを作っていると、その要素の大切さに気づく。

ぱっとビジュアルで、そのものを定義できる。

まさにブランドを作る!こりゃー大事やね。


って事でつくりますか。

ある程度方向性を考えて、ざっと書いてみて、イラレで作る。

1時間後、、、

サッ〜

なんだこれ?

一応uとkとiをいろんな角度で再構築して、新しいカタチを作るってのをイメージしたらこうなります。

ヨッ!!!

こうだと原型が分かりやすいかな?

でも、まさに分かりにくいとはこのこと。

分かりやすさはすごく大事。ってことで、方向転換。

それから1時間。

どうだっ!!

できた!!コンセプトは載ってる通り。

使用例はこんな感じ。

ホイ!!

ってことで、ukiのロゴが完成!

なかなかいい感じっしょ?

今月末に東京で、来月に沖縄でグループ展に出展しますので、よろしくです。

いやー、プロフィール写真のなんとも言えない顔!!いいねー。

投稿者:Uzuki 投稿日時:

テスト:これはフェンスでは無い

マグリットの「これはパイプではない」シリーズのパクリである。

パクリというか、実験である。

言葉と物の関係性を解明する作品は思考家である彼のまさに思考が詰まっていて、驚かされる。

僕がやりたいのは、彼の手法を用いて、つまりフェンスの塊の写真からその線と陰を抽出し、シンプルにした物と言葉の関係性を探る事。まぁ、そもそもイラストではないので色々と前提条件は違うのだが。

どうだろう?

言葉によって方向付けられた意識はどこへと向かうのだろうか。明らかにその方向と物から生じた意識にギャップがあり、そこに違和感と更なる思考を生み出すように感じる。

投稿者:Uzuki 投稿日時:

すげぇ事になった

ということで、アートユニットukiによる「怪獣の一欠片」が東京の渋谷ヒカリエにて展示されます!!

展示会は7月下旬なので、それまでしっかり準備して挑みます。

ーーー

正直、僕はどこを評価してもらったのか、さっぱり分かりません。

企画書を提出してからというもの、アートについて芸術について知れば知るほど、自分の無知と未熟さを痛感していました。

この作品は、自分達の内側に対するベクトルの思考は凄く詰まっているし、そこに対する自負はあるんだけど、逆は皆無。

外側との関係性、つまり現在のアートの文脈を知らずに作ったものだ。

ただ、にも関わらず選んでもらった。

この機を逃す訳にはいかない。

せっかくなので、飛び込んで大恥かいて、自分の血肉に変えてやろうじゃないか。

投稿者:Uzuki 投稿日時:

フェンスをハンマーで叩いたんだけど、そもそも何でフェンスだったんだっけかな

幼い頃に、「こっちが僕の陣地、で、こっから向こうが君のね」って見えない線を指でさーっと引いた。

その線が、現実に高さ3メートル超の金属の網々として、そこにある感じだ。

(実際には、僕自身は線を引いた本人じゃなくて、その陣地で子供が手に持ったおもちゃくらいの感覚。)

そんなリアルが僕の目の前にあった。

・・・

それは日常の景色として突如現れる。

無機質な銀白色の金属糸が規則的に絡み合った壁が、向こうががよく見える壁が悠久と続いている。

米軍基地を囲む「フェンス」。

・・・

たとえ僕が気づかなくても、フェンスは見るたびに“現状”を訴えかけてくるような気がした。

でも、僕はこれに対してのアンサーができなかった。「フェンス」と「僕」の関係性は、与えられるだけの一方的なものだった。

その時、僕の中に生じた漠然とした無力感は、少し諦めの香りが漂っていた。

僕は戦うことを放棄していたように思う。

・・・

沖縄にある米軍基地は、沖縄だけでなく日本やアメリカなど多くの人の膨大な思考や感情や想像力があらゆる方向に複雑に絡み合い、掴み所がないほどに巨大化している。

そしてその話題は、生活の中において腫れ物に触るような扱いをされる。

しかしフェンスは、「僕」や「こっち側」と「何か」や「あっち側」を切り分ける境界として確実に現実に存在する。

18世紀末、西洋諸国がアフリカに勝手に引いた国境はそこに住む人々にどう影響したのだろうか。

第二次大戦後ベルリンの壁が出来た時、その周りに住んでいた人達は、積み上げられていく壁を見て何を思ったのだろうか。

東北の岩手の海岸沿いに高さ12メートルを越す防波堤、海と人間を分断するそのコンクリートの壁が建てられた時、その街の人は何を思ったのだろうか。

書いていると、ふいにそんな事を考えてしまった。

・・・

「何か」と「何か」を分けたり区切ったりする事は、論理的で効率的な場合が多いだろう。

現に生き物を分類することは、生物学においてその歴史とも言える。

しかし、人間の持つ想像力はこの境界にも作用し、時に恐ろしい怪物を生み出す。

その境界が目に見えるものなら尚更だ。

・・・

ここで、改めて作品を見ると、僕はそのフェンスを腕や足でぐっちゃぐちゃに曲げ、ハンマーで体力の限界がくるまで叩き続けた。

破壊や攻撃に見えるだろうか?

否。

これは創造であり、対話である。

破壊願望の存在ら否定しないが、僕の根底にあったのは、それとは真逆の、理解したいとか、当事者でいたいとか、所有したい、という気持ちだった。

破壊したかったのはむしろ、これまでの己の現状だ。つまり僕とフェンスの関係性を変えたかったのだ。

僕は徹底的にフェンスと向き合い、そこから生じたイメージの波に乗った。

空間を隔てて離別する役割のフェンスをマテリアルとし、新たな空間を作り出そうと。

結果としてそこには境界ではなく、一つの金属の塊と無数の小さな空間が生まれた。

それはいろんな矛盾を抱えた怪物の様に見えた。

投稿者:Uzuki 投稿日時:

回想 – やらかしたなー

回想するって結構きついなーと思うのは、僕が根本的にはネガティブだからなのか。

中でも一番きてるのが、自分が書いたアーティストステートメント。

企画書もできて、最後の最後にそれを書いたんだけどそれのこと。

簡単に言うと、それはあなたは何者なのか(どんなアーティスト)を書くやつ。アーティストの自己PRみたいなものかな。

その時の僕は、作った過程やその時々の思考を、まさに回想しながら、(what/何を)と(how/どうやって)をまとめたりして書いた。もちろん結構真剣に。

ただ僕は、ここに決定的なミスがあるのに全く気づいてなかった。

それは自分自身にばかりフォーカスしてて、作品や僕の文脈が既存のアートに置いてどこに位置するのか、だからどんな意味を持つのかなどを考えていなかったということ。

当たり前だけど、アートにはアートの歴史があってアーティストという以上はその流れの中に僕も属することになる。

自分の点を打つ事に真剣になって、それがどこの位置の、どんなスケールの軸に存在するのかを全く考慮できてなかった。

作品について考えるばかりで、そんな当たり前の事に気付かなかったことが恥ずかしくて、恥ずかしくて。

やらかしたなー、と、、、

ちなみにこれです。恥を忍んで載せます笑

大いなる自己矛盾との戦い

論理性や再現性による絶対的な答えを求めながら、科学を超え人間には理解できない混沌を認めている。

この矛盾と徹底的に向き合いながら、自分なりの解を出すこと僕のアートとしている。

いろんな存在や事物への自らの意味付けは、特に理由や意味もないのにその名前に理由を求められ続けてきた、6月に生まれた卯月である僕ににとっての宿命である。

本作では「フェンス」を怪獣として、その僕らなりの意味を具現化させることができた。

叩かれて小さくなる一方で、巨大化し続ける僕らの怪獣がここにいる。

はい。穴があるなら入りたい。笑

今、必死に勉強中でございます。笑

恋は盲目というけど、僕にとっては作品を作ることも盲目になることらしい。

だから、作る以上はその土台に立つ準備をしっかりやろう。

さて次回からは、どうやって、そして何を思って「怪獣の一欠片」を作ったのかを回想する。

——–

関係ないけど、

銀河鉄道999ってこんなに面白いんだね。GW1感動してる。

投稿者:Uzuki 投稿日時:

Retrospective — 回想

今回アートユニット uki を結成した。

u:卯月とki:キヨトの2人の期間限定ユニットで“Monster Exhibition 2019”に挑戦し、渋谷ヒカリエでの展示を狙っている。

タイトルは「怪獣の一欠片」

これから数回に分けて卯月の視点で、この作品が出来上がるまでの道すじを振り返る。

投稿者:Uzuki 投稿日時:

モンスター👾

今日からしばらくモンスターの話が多くなる。何故モンスターかは今は言わないでおこう。笑

おいおい分かる。

Monsterは日本語に訳すると化け物、想像上の怪物、怪獣などなど、、、

英英辞典で調べると

imaginary ancient creature とか他にキーワードでいうとlargeとかfrightening とか。

そのものが何かを定義する時、逆を提示すると分かりやすい事もあるので逆も調べた。

すると逆にあるのはangelやgod、humanitarian だった。

神は意外だな!

しかもモンスターの対義語というか反対がエンジェルって。エンジェルは結構英英辞典で具体的に説明されてて白い服着て、翼の生えた美しい女性らしい。

なるほどなるほど。。

投稿者:Uzuki 投稿日時: