ゴミ箱にゴミを捨てる。

鼻をかんだティッシュを、食べ終えたグミの袋をゴミ箱に捨てる。

何気なくいつも行うこの行為が気になったのは、ゴミに関するアートを作ることになったからだろう。

アート展seekerにukiとして作品を出す事になったから、ゴミについて考え始めた。

キメ顔でゴミ箱へgo

よし。キマったな。


すまん、話が飛んだな。

僕がこう、キメ顔でゴミ箱に入ることになった訳を説明しよう。


今回は、ゴミについて考えた時のメモが運良く、少し残っていたので、それを載せる。

「ゴミってなんだろう?」を自分の中で定義する。

僕とゴミの関係、そこに生まれる感情、またゴミの問題点を考えてみる。

そんな感じだろうか。


その時に気づいたのは、

ゴミが人間の意識の外にある状態が

とても気持ちが悪いということ。


実はこれは、凄く当たり前に起こっていることなんだけど、改めて立ち止まって考えてみると、めっちゃ気味が悪い。

例えば、僕たちはゴミをゴミ箱に捨てる。

そして、そのゴミ袋をゴミ捨て場に出す事によってゴミとの関係性が終わる、よね。

でも、これって凄く自分本位じゃないかな。

自分にとって、要らないもの、汚いものは、誰かが処理してくれる訳だ。

まぁ、よくできた世の中とも言えるけど。

こうやってゴミは、僕らの意識の外にさっと出て、あとは誰かがどうにかしてくれるさって感じで、僕たちは生きる。

都合のいい世界だね。

それで、なんか、胸糞悪いなーって思ったら、ゴミ箱に自分を入れて見たくなったのさ。


でこうなる。


自分の部屋のゴミ箱をひっくり返して、

普段のゴミと僕の居場所を交換する。

非常に居心地が悪い。

なんせ狭い。


で、作品はどうしようかと考えているところ。

ポイ捨てというより、ゴミ全般に関心が向いているのだけど、まぁ面白いものを作ろうと思う。


(これは東京のゴミ)

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