マグリットの「これはパイプではない」シリーズのパクリである。

パクリというか、実験である。

言葉と物の関係性を解明する作品は思考家である彼のまさに思考が詰まっていて、驚かされる。

僕がやりたいのは、彼の手法を用いて、つまりフェンスの塊の写真からその線と陰を抽出し、シンプルにした物と言葉の関係性を探る事。まぁ、そもそもイラストではないので色々と前提条件は違うのだが。

どうだろう?

言葉によって方向付けられた意識はどこへと向かうのだろうか。明らかにその方向と物から生じた意識にギャップがあり、そこに違和感と更なる思考を生み出すように感じる。

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