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最近トマト缶へのアクセスが集中している。
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と、裏腹に僕は地味な作業、チラシのデザインの仕事に勤しむ。
デザインの製作段階はどうしようもなく地味だ。パソコンに向かってそろそろ痛くなってきた肘を気にしながら延々と手を動かし続ける。
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トマト缶へのアクセスが増えている原因は三月の5日間の特設ページだ。
つまるところ、トマト缶は僕のものを飛び越えたのだ。
三月の5日間のメンバーのものとしても存在し始めたのだろう。
言うまでもなく「三月の5日間」は制作や俳優のものでも、また書かれた岡田さんのものでもなく
それを“見た”人のものだ。
僕はこの“見た”の既存の概念つまり劇場で見るというこの範囲を飛び越えたい。
技術が進歩し、手元にある2Dのリアリティーは非常に高いクオリティーだ。
もちろんその脆さや、曖昧さ、距離感の違いは認識している。
でもだから新しいことができそうじゃないか。
そのために特設ページを作った。
さあ、
“もはや演劇ではない演劇”を君と一緒に作ろう。