目標額の6%
僕が担当して動かしたクラウドファンディング の結果。
僕は今までクラウドファンディング で2つのプロジェクトに関わってきた。
一つは福岡で働いていた時に関わった「泊まれる立ち飲みSTAND BY ME」。
もう一つが僕が担当で今年の3月に動いた「島守プロジェクト」。
大成功の前者に対し、後者の結果は目標額の6%の大コケ。
一ミリもふざけてないし、超真面目に真剣にやった結果がこうだった。
実際には舞台としては超満員のお客様が入り、感動したという感想も多く大成功だった。
本当に再演の熱が高まるほどの大成功だったのに、
それでもクラウドファンディング としては大失敗だった。
正直この文章を書くことさえ出来ずにいた。
このことについて触れたくなかったし、自分が責任者としてやったことが失敗して自尊心やプライドはズタボロだし、恥ずかしいし、情けないし、何より一緒に作り上げてきたメンバーに申し訳なかったし、そして情けなかった。
情けなかった。己が。
もっとこうできれば、こうしていれば。そんな後悔が後から後から溢れてきた。
その時のできなかった反省点や、分析もっとこうだったという思いやこうすべきだったという改善点は今もボクノートというノートの中に5ページ以上に渡り書かれ残っている。
いつか必ずリベンジすると心に決め、その決意と戒めとして日々持ち歩いている。
で、まるで冬の寒さの今日きゃなえに会った。みんな大好ききゃなえに。
会うまで今日の沖縄の天気くらい僕の気持ちは曇って、そして心は冷えていた。
彼女はクラウドファンディング の話を聞きたいということで連絡をくれてそしてバークレーのモスで会った。
彼女は生き生きと自分がやりたいことそしてミュージカルについて話してて、それはモスの店内に響く勢いで今日の寒さを吹っ飛ばす熱で喋って、喋って、そして喋ってた。
「タイミングだって。
今なんだって。」
いつの間にか話の途中から夢中で聞いて考えてた。
どうやったら成功するか。リターンは。どこに向けて。始まりは。構成は。。。
彼女の思いを現実にしたい。
そっか。今なんだな。
本気の失敗には価値がある。
(僕の大好きな漫画「宇宙兄弟」の言葉)
今年の三月僕は失敗した。それも惜しいとかじゃなく大失敗だった。
でもその価値を僕は信じている。だから彼女に協力する。
そうやって前に進んでいく。
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