外山滋比古著の「思考の整理学」を読もうと思ったのは、新聞のコラムで僕の勤めている塾の塾長が紹介していたから。
この本に出会ったのは中学か高校の頃のなんかのイベント(全然はっきり覚えてない)課題図書として読まされた時で、その時も非常に衝撃を受けた。そしてその頃この本で紹介されている【寝かせる】が僕と友人の中でブームになった。
普段なんとなく感覚的に行なっていた思考につて論理的に、経験的にまとめられていて、自分の思考法やその整理法と重ねながら読んでいるとなんか面白い。その簡単にできて最たるものが【寝かせる】だったのだと思う。今読んでみると当時とは違うところで引き込まれたりするもので、例えば【教えない】という教育とか。これは昔一般的だった教育法で、師匠を見て学べ的なやつ。現代の受身的になっている教育がかつてのこれは能動的に作用していたと言える。なんかここに興味を惹かれた。考えてみると簡単で、漢文の素読のようなことを演劇にも応用できそうと知識がリンクしたからだろう。
明日の朝のミーティングの準備をせねば!今日はこの辺で。
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