「自分の妄想を他人に伝える能力」(平田オリザ)
来年3月の公演に向けて動き出している『三月の5日間』であるが、僕はあらゆる媒体を用いてこの戯曲と向き合い、表現についてもっと知りたいと思っている。
つまり「三月の5日間(戯曲)× ◯◯(媒体)」でいろんな角度からアプローチしていこうという取り組みだな。うん。
媒体というのはここでは情報(戯曲)を伝えるモノでなかだちするモノと捉えている。例えば媒体が役者(人間)にしても、劇場でやる生の3次元的な場合と、映像や写真の中にいる2次元的な場合がある。
ある空間があって
❶そこに人が存在したとき
❷映像として映る人が存在した時
❸動かない写真の人が存在した時
❹目には見えないけど声などの音として存在した時
みたいな感じだ。またこの空間も劇場という空間にこだわるつもりはないし、むしろいろんな場所やってみるつもりだ。
①劇場
②カフェ
③道
何を基準に選んでいるのかというと、それは完全に僕の好奇心だ。ここにあの物語があったらどうなるのだろう。理系の僕らしいある種実験的な要素が大きい。面白そうでしょう。
だたそうなってくるとわからなくなるのが「演劇ってそもそもなんなのか」だ。いろんなことを考えすぎて原点が定まっていなかったことに己の薄っぺらさを感じ体が縮こまるが、何事も勉強。今平田オリザ著の「演劇入門」を読んでいる。
ただいま沖縄に戻りました。
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