寝られないほどワクワクすることが僕には節目節目にやってくる。
「三月の5日間」という戯曲を知っているだろうか?岡田利規作の戯曲で、彼主宰の劇団チェルフィッチュが公演し第49回の岸田國士戯曲賞(本でいう芥川賞みたいなもの)を受賞しており、国内外から広く評価され現代を代表する作品である。そして去年からこのリクリエイション版の世界ツアーが始まり更に注目が集まっている。
僕も昨年横浜で観劇したのだがとにかく凄かった。(語彙力。笑)そのストーリーや演出、役者の体の使い方(演技?)の全てが意味わからなかった。自分が理解できる常識というものをはるかに超えたものがそこには存在していた。でも忘れられなかった。現代は分かり易いもので溢れていて、僕は今までその数多のわかりやすいものに感動し生きてきた。しかしそれは僕が今まで好んできたそれとはベクトルは全く異なったけれど、確かに僕を感動させて、僕の視野をぐっと広げてくれた。感動とはここでは漢字のまま感情が動くことを感動と言った方が正しいと思う。観劇後こんなのがありなのかと混乱して酷くモヤモヤしたのを覚えている。というか今もモヤモヤしている。と同時にワクワクしている。そんな「三月の5日間」を沖縄でやれる許可を頂いたから。
まだ諸々手続きが残ってはいますが来年の三月に必ずやります。僕は翼を持たずに生まれてきたので、翼を生やすために努力します。本当に。一緒に空を飛んで今までにない景色を見たい方、ぜひ一緒にやりましょう。本気で向き合ってくれる人なら誰だっていいです。連絡下さい。
じゃなくても僕からもガンガン連絡しますが笑
本当は映像をとか、場所はこんなでとか、具体的な構想を書こうと思っていたのにな。それはまた書きますが、1つだけ。まず、演劇というものを現象として捉え、考えて作ります。
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