チラシデザインと音響のオペレーションとして関わらせて頂いた。
チラシについては過去このブログでも書いたので割愛。(こちら→帰宅部チラシ)
作品についてではなく自分のことを書こうかな。
音響か照明のオペを頼まれたのは本番を1ヶ月切ったあたりでスケジュールが確保できたので引き受けた。チラシを制作する際台本を読ませて頂いていたので大まかにこんな感じかなと僕なりにイメージはできていた。
、、、、はずだった。
本番の前日音データと役者の動き等を確認して驚いた。面白いのは間違い無い。そこではなく、この物語においてのSEや音楽の重要性に気づいて驚いたのだ。
今回の脚本演出のごーしさんは“音”を実にうまくコメディとして、またドラマとして活用していた。その“音”を聞くだけでつい声に出して笑ってしまうし、うっと涙が出てしまいそうになるし、体が前かがみになるほどワクワクしてしまう。
昨日プレ打ち上げで話をした時にごーしさんがミュージカル出身だったからこんなに幅広いジャンルの音楽を、うまく作品に融合させることができていたのだと知った。
、、、、待てよ、、、つまり音響のオペの重要さは半端ではない。
タイミングがちょっとでもずれると面白く無いし、違和感がすごい。
そこからはとにかく必死に操作とイメトレを繰り返した。もっと役者の方と話したかったし、コミュニケーションをとりたかったけど正直その余裕は全くなかった。
自分のミスで作品が台無しになるというプレッシャー。(実は過去の公演で音響で大失敗したことがある)
それに気負いもあるかな。ごーしさんや役者さんたちにここ!しかない絶妙なタイミングだなと思われたかったからかもしれない。
与えられたタイミングで、ボタンを押したり、フェーダーを下げたり上げたりするだけなので普通の人ならもっと簡単に事務的にこなすことができるかもしれないけど、僕にはできなかった。
そして無事本番を終えて、アンケートを読んでもお客さんからの満足度もなかなかだったと思う。そりゃ役者、脚本、演出、照明、制作、あの帰宅部のみんなさんなら勿論だ。
ただ僕はミスをした。合計3回。お客さんは気づかなかったかもしれない。でも悔しい。
原因は準備不足と自分のメンタル。
慢心することなく、もっと冷静なところは冷静に。
しっかり反省し次に行こう。
でも今回の一番の収穫は帰宅部の皆さんとの出会いだと思う。主宰のまさにゃんさん誘って頂き本当に感謝しています。脚本演出のごーしさん、舞台監督のすずさん、制作のたかこさん、棚原さん、役者のゆういちさん、岩田さん、ひとみさん、かなでさん、おすずさん、にーな、まっきーさん、えみごん。他にも今回関わった皆さまありがとうございました。
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