『帰宅部』チラシついに完成!
ご協力して下さった方々本当にありがとうございました!!
続き↓
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ⅰ 仕事に対する考え方
ⅱ ポートレートを用いた理由と考察
ⅲ 最後に
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ぶっちゃけた話をしよう。僕は出来るか分からなくても仕事の依頼や相談があれば出来ると言う。
そしてそこからしばらく楽しい地獄が始まる。
僕にとっては地獄の釜で茹でられるの様に苦しく、新しい星を見つけたときのようにわくわくする時間なのだが、徹底的なリサーチと学んだ事のトライアンドエラーの時間になる。
クライアントが何を求めているのか分析し、題材とするルーツを探り、必要とあれば新しい技術を学び取り入れ、自分がどこで勝負するのかを定め、試行錯誤を繰り返す。
毎回新しい発見があり楽しい反面、先方から非難や批判も受ける。
そうやって自分の中と先方と二ヶ所で推敲を繰り返し完成する。
ただ、いつも心に決めていることは1つ。
依頼主の期待より少し期待以上の仕事をすること。
そんなやり方をしてたからか、幸か不幸か出来る仕事の幅が増え、きちんとそこから自分で自分に合ったものが選ぶことができるようになった。
そして僕が選んだ1つがデザインだ。
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ちなみにポートレートとは肖像、人物写真、胸像、生き写し(Wiki)とある。
私は正に被写体の生き写しを写真に収めたものだと思っている。
まずポートレートをチラシデザインに用いた理由は小劇場においては誰が演じているのかが最も重要でありそれを伝えるためにはポートレートが最適だと思ったからだ。
小劇場という会場に100人ほどの観客と10名ほどの役者が作り上げる特殊な空間では、役者と観客の関係が近く、その一体感が観客の満足度にも繋がっている。むしろその空気感が好きで来ている人も少なくない。
そしてその距離感の近さ故に、誰が演じているかは小劇場における公演では動員数に大きく影響する。
まとめると今回届けるべき相手は役者の顔を知っているファンで、パッとチラシを見た時にグッともっと見たいと興味を持ってもらうようなインパクトがあるデザイン(もちろん帰宅部という作品に即しているのは大前提)が求められていると思った。
つまり僕がやるべきことはチラシで最大限インパクトがあるようにかつ正確に“誰が演じているのか”を伝えること。
だからこそポートレートがぴったりなのだ。
ポートレートが写すものは2つあり、それは『過去』と『環境』だ。
過去とは被写体のスガタ、カタチ、となって現れ、その人がどんな過去を過ごして来たかに依存する。
環境とは被写体の表情となって現れ、どんな場所で、誰と撮影したのか、そこで感じている被写体のダイレクトな感情に依存する。
まさに生き写しであり“誰が”を伝えてくれるのだ。
今回撮影の9割は役者の稽古場で行い、1人が撮影している間でも役者同士がコミュニケーションが取れる環境にした。おかげで今回のタイトルに相応しいちょっと懐かしい青春の部室感ある様々な表情を撮影することができたと思っている。
いずれにしても役者さんの高いポテンシャルに助けられた。本当に心から感謝したい。ありがとうございました。
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先ほどの最後にも書いたが、役者の方々のポテンシャルの高さには本当に驚かされた。
大した説明もせぬまま、カメラを向けられ50枚ほどシャッターを切られたのに、実に色々な表情を見せて下さった。
中には不愉快な思いをされた方もいらっしゃるかもしれない。
でも僕はあの稽古場に流れている空気とカラフルな色を持った役者の方々彩り豊かな表情を届けたいという思いで今回のチラシを作りました。
少しでもそれらが伝わり、満員の観客に囲まれて公演が無事終了することを祈っております。
今回関わった全ての方に感謝を。
uzu

カテゴリー: 真面目な話

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